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作曲で影響を受けたと思う音楽

物を作ることにハマるきっかけはいくらでもあるが、やはり尊敬できる人や、好きな作品などの出会いは大事だと思う。真の意味での「オリジナル」は存在しようがなく、何かしらの影響を受けながらそこに新しいアイデアが注入される。それが僕にとっての多くの作曲の工程かもしれない。
そんなわけで本日エピタフでは自分が影響を受けたなあと自覚的に思う作品を紹介しよう。

チムチムチェリー

作詞&作曲: シャーマン兄弟

小学校の頃この曲に妙に夢中だった時がある。物悲しいのに明るい、というような不思議な響がこのメロディにはあって、その可愛らしく心にくる感じが、なんとも幼心に魅力的に感じたのだ。
出会えば幸せになる不思議な煙突掃除人というニュアンスがよく表現された歌だと思う。

シンフォニア5番

作曲: J.S.バッハ

これも小学生の頃、ピアノのレッスンで習っていた時に、この曲は好き!と弾きながら実感した。
おそらく僕は落ち着いた、まとまりのあるメロディが好きなのだと思う。
つねに調子を変えることなくゆっくりと形を変える美しい曲。

タブラ・ラサ

作曲:アルヴォ・ペルト

アルヴォ・ペルトを知らない?じゃあ是非聞こう!とても美しい現代音楽だ!
厳格な構造をもちながら使ってる音はシンプルなコードであり、その響が生み出す独特の無常観はなかなか他の曲では見当たらないだろう。
このシンプルなコードでしか生み出せない、情緒的でありながら複雑な響に僕は興味がある。

メフィストワルツ 3番

作曲:フランツ・リスト

スクリャービンも大傑作と賞賛したリストの晩年の作品の一つ。
もう何が「ワルツ」かわからないけど、ピアノの飛び跳ねる響きと和音の浮遊感が奇妙な協和を果たしていて、簡単な響なのに永遠の奥行きを感じる作品。
弾けるようになりたい気持ちがある。

ルシファーの別れ

作曲:カールハインツ・シュトックハウゼン

オペラ「光」の終曲の一つ。とてもデーモニッシュな響に魅せられ、そのスコアを覗いてみたら、とてもシンプルな指示の連続で驚いた。
シュトックハウゼンの中ではもはやそこで何が起きようと時間が変わるわけがないという確信があるのだろうか?全てを細かく書く書法ではたどり着くのは難しい世界がここにはある。