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Jun Ishikawa/NUJ. (Composer)

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作曲家の石川潤 (NUJ.)の情報をまとめたホームページとなります。

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− 2024/01/05

映画『すべて、至るところにある』

こちら作曲を手掛けました。
2024年1月27日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開となります。


『すべて、至るところにある』

旧ユーゴスラビアの巨大建造物を背景に、現実と虚構を行き来するラブサスペンス!
パンデミック、戦争、混沌とした現代に問いかけるサイバーパンクな叙事詩!

≪STORY≫
エヴァは旅先のバルカン半島で、映画監督のジェイと出会う。その後、パンデミックと戦争が世界を襲う。ジェイはエヴァにメッセージを残し、姿を消してしまう。エヴァはジェイを探しに再びバルカン半島を訪れ、かつてエヴァが出演した映画が『いつか、どこかで』というタイトルで完成していたことを知る。セルビア、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナでジェイを探す中で、エヴァはジェイの過去と秘密を知ることになり…。

アデラ・ソー(蘇嘉慧) 尚玄 イン・ジアン(蔣瑩)
監督・プロデューサー・脚本・編集:リム・カーワイ
撮影:ヴラダン・イリチュコヴィッチ 録音・サウンドデザイン:ボリス・スーラン 音楽:石川潤
宣伝デザイン:阿部宏史 配給:Cinema Drifters 宣伝:大福
2023|日本|カラー|DCP|5.1ch|88 分
©cinemadrifters

2024年1月27日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開!

 
− 2023/10/28

(11/3)「異界の地より」全曲世界初演【SPiCE quartet デビューコンサート】

直前ですが、新曲初演の告知となります。
SPiCE quartetという、ヴァイオリン、チェロ、ギター、三味線の異色のアンサンブルにて、「異界の地より」という音楽を世界初演いたします。
この時代・国籍不明な楽器編成だからできる、異次元の世界の農民の歌のようなイメージで作りあげた、不思議な雰囲気の4曲編成の作品となります。
ぜひ、見に行っていただけたら幸いです!


【 SPiCE quartet デビューコンサート 】
ヴァイオリン! チェロ!! ギター!? 三味線??!!
異色のカルテットがついに始動!
4人が紡ぎ出す冒険の船出へ、さぁ、ご一緒に!!

■2023年11月3日(祝金)
1公演目 14:00 開演(16:00終演予定)
2公演目 18:00 開演(20:00終演予定)

hall60(ホール・ソワサント)
最寄り:東京メトロ明治神宮前駅 7番出口より徒歩1分

■前売:一般 ¥4,000 学生 ¥2,000
 当日:一般 ¥4,500 学生 ¥2,500

ご予約はこちらから

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− 2023/10/11

(11/10,18)Dance Notation ダンス・ノーテーション ~踊り描く楽譜~ 

予約はこちら

ダンスペインティング: Ree
作曲・演奏:石川潤

ART TRACE GALLERY (アートトレースギャラリー)
〒130-0021 東京都墨田区緑 2-13-19 秋山ビル1F
JR総武本線両国駅東口から 徒歩9分 /都営大江戸線両国駅A5出口から 徒歩5分

2023年11月10日(金)-11月23日(木・祝) 12:00-19:00 休廊なし
※ただし、11/18は17時まで。(17時以降はパフォーマンス公演のため予約者のみ入室可能)

★公開リハーサル/Rehearsal  
2023年11月10日(金) 19時00分 ~20時00分
 チケット: 1,500円(前売り) 2,000円(当日)
★パフォーマンス/Performance 
2023年11月18日(土) 17時00分 ~18時00分
 チケット: 3,000円(前売り) 3,500円(当日)
★両日通しチケット:4000円

◆ご予約(リハーサル・パフォーマンス)◆
reejun.art@gmail.com
(お名前・日時・チケット枚数のご記入をお願いいたします。)

この作品は、舞踊譜を題材とした、音楽とダンスペインティングのコラボレーション作品となります。
舞踊譜とは、まだ映像技術が発達していない時代に、舞踊の動きを紙面に記号を用いて記録したものです。
舞踊にとって欠かせない音楽は、楽譜を用いて演奏されます。現代音楽の作曲では、図形楽譜と呼ばれる、五線譜とは異なる様々な図形やテキストを用いた楽譜が使われることがあります。
またダンスペインティングでは、片足や体幹を軸に足や腕を回す動きが多く、この動きを描線で表すと、同じ大きさの弧を繰り返し描くことができ、幾何学模様を構成することができます。
これらの舞踊譜と図形楽譜の手法を参考に、身体が描き出す幾何学模様を楽譜に対応させ、踊りから譜面を作り出す、まさに”反”舞踊譜ともいえるような絵画を、パフォーマンスによって完成させたいと思います。

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無機物のための三つの小曲

2023/09/13 初演
「半音」という単位は各オクターブを十二に等分した音程の高さといえる。この際、オクターブはどの高さであっても等しくオクターヴの高さとして扱われることが前提となっておおり、現代の五線譜ではこの半音の単位の考え方に基づいて定義され、記譜されている。
ただし厳密には周波数で考えればオクターブとは2のn乗倍の周波数の関係であり、各オクターブの差は決して一致しない。例えば100Hzのオクターブは200Hz,400Hz,800Hzとなっていくが、高い音ほど周波数の差はより大きくなっていく。
このことは周波数と逆数の関係にある媒体の長さにもかかわっている。弦楽器で言えば、オクターブないし半音階は、弦の長さは全く等分の関係ではないのだ。高くなればなるほど、押さえる指やフレットが狭くなっていくのである。
つまり半音階はあくまで聴こえる側の都合によって定義される音程であり、例えば弦楽器でまっすぐ指を等速直線運動しながら音を鳴らした場合、半音階とは全く異なるカーブを描いた音程の動きが算出される。
この動きはまさに人間の聴く側の都合を考慮しない、楽器にとっての自然な音程群となる。このカーブを研究することで新たな無機的な歌心を手に入れることができるのではないか、と考え、ピアノという平均律の楽器に落とし込む試みを行った。
なお、このカーブは倍音列の反行形の関係となる。したがって全てかき鳴らせば共鳴する倍音がほとんどないくろぐろとした音が鳴らされることとなる。カーブが直線ならば和音は直線で塗りつぶされた面となるのだ。

1 塗りつぶされたトッカータ
 エンジンがかかるかのような長大なグリッサンドから始まり、そのグリッサンドの一部から更に音形がとめどなく生み出される。
 
2 二対の矩形のスケルツォ
 辺や対角線を行き来する二種類の四角形の舞。互いが同時に出会う時消滅する。

3 擬態されたアリオーゾ
 それは一見して何らかの歌だが、よく見ると直線と乱雑に塗りつぶした落書きであった。ではここに歌があると思ったのは何だったのだろう?

略歴

石川潤 / NUJ.

1991年生。5歳で作曲を始める。
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。メロディ性を重視し、現代音楽からポップスまで様々な作風で作曲活動をしている。委嘱初演や企画公演を行う他、CM音楽や映画音楽、ギャラリー音楽等様々な楽曲提供を行なっている。
2014年 NHK Eテレにて「schola スコラ 坂本龍一 音楽の教室」のワークショップ「20世紀の音楽」に生徒役で出演。
2017年 チェリスト山澤慧氏のリサイタル『マインドツリー2017「全曲初演」』現代音楽作品「My Precious」公募選出、初演。
2018年 ロバート秋山「クリエイターズ・ファイル珈琲店」CM楽曲及びに珈琲店BGMのジャズアレンジASAR 国際馬頭琴アンサンブルの委嘱作品「紫の追憶」初演。
2020年 加藤卓哉映画「完全なる飼育 etude」の音楽を担当。
2021年 リム・カーウェイ監督映画「いつか、どこかで」音楽を担当。マジカルラブリー野田クリスタル氏によるゲーム「スーパー野田ゲーParty」に楽曲提供
2021年度カワイサウンド財団主催:ピアノとジャンルを超えたコラボ全国コンクールにて、自作「Oriental Rhapsody」で第一位を受賞
2022年 「伊藤万桜 ヴァイオリン・リサイタル」にて「デジタルアートのためのソノリティ」を委嘱初演。サイコミより連載された輪立さく先生『リプライズ 2周目のピアニスト』にて拙作が掲載。また、世界各国で受賞している北尾和弥監督映画『私はどこから来たのか、何者なのか、 どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』の音源制作にも携わっている。
2023年 リムカーワイ監督映画「すべて、至るところにある」音楽を担当。


主な仕事
・作曲/編曲
・楽譜制作
・音源制作
・採譜

設備
・iMac
・Cubase 12
– Komplete 12 / Ozone 10 / RX 10 所有
・Dorico 4/Sibelius
・Adobe Photoshop / Illustrator / Premiere / After Effect

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『クリエイターズ・ファイル珈琲店』音楽

2018年
音楽ジャンル:ジャズ
店内BGMのアレンジも担当いたしました。


映画『完全なる飼育 étude』音楽

監督:加藤卓哉
2020/11/27 公開
音楽ジャンル:クラシック、現代音楽


映画『いつか、どこかで』音楽

監督:リム・カーワイ
2021/01/02 公開
音楽ジャンル:クラシック


ムラサキ山に転生した勇者 / A brave reborn in Mt Murasaki

個人制作。
2022/10/08 公開
音楽ジャンル:エレクトロニカ


パントマイム作品『ヒューマンE』音楽

パントマイム:前田秀
2021/01/02 公開
音楽ジャンル:エレクトロニカ、ポップ


『The King’s Maze』

Bofura Project
音楽ジャンル:ジャズ
「スーパー 野田ゲー ワールド」に収録


弦楽四重奏hades

2012/11/15 初演
芸大時代の作品
音楽ジャンル:現代音楽


レトロクラシカ「だったん人の踊り」チップチューンアレンジ

個人制作。クラシック音楽をレトロゲーム風にアレンジする試みをしていました。


『地中の骨のためのラプソディー』

コンサートのための作曲 ギターリスト佐藤紀雄氏 献呈
音楽ジャンル:現代音楽


『デジタルアートのためのソノリティ』

コンサートのための作曲 バイオリニスト伊藤万桜氏 委嘱
音楽ジャンル:現代音楽


略歴

石川潤 / NUJ.

1991年生。5歳で作曲を始める。
都立芸術高校(現:都立総合芸術高校)および東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。打ち込みは独学。
クラシックや現代音楽で委嘱初演や企画公演を行う他、CM音楽や映画音楽、ギャラリー音楽等様々な楽曲提供を行なっている。
また、楽譜とMIDIの両方の知識を生かした楽譜制作やデータ出力の仕事等も行っている。
2014年 NHK Eテレにて「schola スコラ 坂本龍一 音楽の教室」のワークショップ「20世紀の音楽」に生徒役で出演。
2017年 チェリスト山澤慧氏のリサイタル『マインドツリー2017「全曲初演」』現代音楽作品「My Precious」公募選出、初演。
2018年 ロバート秋山「クリエイターズ・ファイル珈琲店」CM楽曲及びに珈琲店BGMのジャズアレンジASAR 国際馬頭琴アンサンブルの委嘱作品「紫の追憶」初演。
2020年 加藤卓哉映画「完全なる飼育 etude」の音楽を担当。
2021年 リム・カーウェイ監督映画「いつか、どこかで」音楽を担当。マジカルラブリー野田クリスタル氏によるゲーム「スーパー野田ゲーParty」に楽曲提供
2021年度カワイサウンド財団主催:ピアノとジャンルを超えたコラボ全国コンクールにて、自作「Oriental Rhapsody」で第一位を受賞
2022年 「伊藤万桜 ヴァイオリン・リサイタル」にて「デジタルアートのためのソノリティ」を委嘱初演。サイコミより連載された輪立さく先生『リプライズ 2周目のピアニスト』にて拙作が掲載。また、世界各国で受賞している北尾和弥監督映画『私はどこから来たのか、何者なのか、 どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』の音源制作にも携わっている。


主な仕事
・作曲/編曲
・楽譜制作
・音源制作
・採譜

設備
・iMac
・Cubase 12/Pro Tools
– Komplete 12 / Ozone 10 / RX 10 所有
・Dorico 4/Sibelius
・Adobe Photoshop / Illustrator / Premiere / After Effect