Jun Ishikawa/NUJ. (Composer)

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作曲家の石川潤 (NUJ.)の情報をまとめたホームページとなります。

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− 2025/11/08

『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』トレイラー音楽作曲

リム・カーワイ監督のデビュー作『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』デジタル・リマスター版が11月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
上記トレーラーの音楽を作曲いたしました。(注:本編音楽は作曲しておりません。)

 
− 2025/08/03

獅子舞

台湾にてダンスペインティングのパフォーマンス「獅子舞」が開催されます。
台湾にお越しの方は是非立ち寄っていただけたら嬉しいです。

◆Performance◆
4:00pm, August 10th, 2025
@Hill Plaza
◆Exhibition◆
11:00am-6:00pm, July 26 – August 10, 2025 (Closed on Mondays)
@Hill Atlier 53
◆Address◆
Treasure Hill Artist Village
Address: No. 2, Alley 14, Ln. 230 Sec. 3 Dingzhou Rd., Taipei

 
− 2025/07/22

【新曲初演】深貝理紗子ピアノリサイタル 抽象と色彩のコンポジションⅢ【7/22】

新曲「エデン」が初演されます。

深貝理紗子ピアノリサイタル
7/22 19:00-
日暮里サニーホール コンサートサロン
全席自由4000円 学生(U-25)2000円

・メシアン:『8つの前奏曲』から第8曲「風の中の反射光」
・ラヴェル:鏡
・石川潤:委嘱作品
・シェーンベルク:5つのピアノ曲 Op.23
・ドビュッシー:映像 第2集
・フォーレ :舟歌 第5番 嬰ヘ短調 Op.66

 

『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』トレイラー音楽作曲

リム・カーワイ監督のデビュー作『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』デジタル・リマスター版が11月29日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
上記トレーラーの音楽を作曲いたしました。(注:本編音楽は作曲しておりません。)

 

旅の記録 − 生のかたちへの24の随想

解説&旅日記
https://note.com/nujawakisi1003/n/n3e6705335b21

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無機物のための三つの小曲

2023/09/13 初演
「半音」という単位は各オクターブを十二に等分した音程の高さといえる。この際、オクターブはどの高さであっても等しくオクターヴの高さとして扱われることが前提となっておおり、現代の五線譜ではこの半音の単位の考え方に基づいて定義され、記譜されている。
ただし厳密には周波数で考えればオクターブとは2のn乗倍の周波数の関係であり、各オクターブの差は決して一致しない。例えば100Hzのオクターブは200Hz,400Hz,800Hzとなっていくが、高い音ほど周波数の差はより大きくなっていく。
このことは周波数と逆数の関係にある媒体の長さにもかかわっている。弦楽器で言えば、オクターブないし半音階は、弦の長さは全く等分の関係ではないのだ。高くなればなるほど、押さえる指やフレットが狭くなっていくのである。
つまり半音階はあくまで聴こえる側の都合によって定義される音程であり、例えば弦楽器でまっすぐ指を等速直線運動しながら音を鳴らした場合、半音階とは全く異なるカーブを描いた音程の動きが算出される。
この動きはまさに人間の聴く側の都合を考慮しない、楽器にとっての自然な音程群となる。このカーブを研究することで新たな無機的な歌心を手に入れることができるのではないか、と考え、ピアノという平均律の楽器に落とし込む試みを行った。
なお、このカーブは倍音列の反行形の関係となる。したがって全てかき鳴らせば共鳴する倍音がほとんどないくろぐろとした音が鳴らされることとなる。カーブが直線ならば和音は直線で塗りつぶされた面となるのだ。

1 塗りつぶされたトッカータ
 エンジンがかかるかのような長大なグリッサンドから始まり、そのグリッサンドの一部から更に音形がとめどなく生み出される。
 
2 二対の矩形のスケルツォ
 辺や対角線を行き来する二種類の四角形の舞。互いが同時に出会う時消滅する。

3 擬態されたアリオーゾ
 それは一見して何らかの歌だが、よく見ると直線と乱雑に塗りつぶした落書きであった。ではここに歌があると思ったのは何だったのだろう?

略歴

石川潤 / NUJ.

1991年生。5歳で作曲を始める。
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。メロディ性を重視し、現代音楽からポップスまで様々な作風で作曲活動をしている。委嘱初演や企画公演を行う他、映画音楽、ダンス音楽等様々な楽曲提供やオーケストレーションを行っている。
2014年 NHK Eテレにて「schola スコラ 坂本龍一 音楽の教室」のワークショップ「20世紀の音楽」に生徒役で出演。
2017年 チェリスト山澤慧氏のリサイタル『マインドツリー2017「全曲初演」』現代音楽作品「My Precious」公募選出、初演。
2018年 ロバート秋山「クリエイターズ・ファイル珈琲店」CM楽曲及びに珈琲店BGMのジャズアレンジASAR 国際馬頭琴アンサンブルの委嘱作品「紫の追憶」初演。
2020年 加藤卓哉映画「完全なる飼育 etude」の音楽を担当。
2021年 リム・カーウェイ監督映画「いつか、どこかで」音楽を担当。マジカルラブリー野田クリスタル氏によるゲーム「スーパー野田ゲーParty」に楽曲提供
2021年度カワイサウンド財団主催:ピアノとジャンルを超えたコラボ全国コンクールにて、自作「Oriental Rhapsody」で第一位を受賞
2022年 「伊藤万桜 ヴァイオリン・リサイタル」にて「デジタルアートのためのソノリティ」を委嘱初演。サイコミより連載された輪立さく先生『リプライズ 2周目のピアニスト』にて拙作が掲載。また、世界各国で受賞している北尾和弥監督映画『私はどこから来たのか、何者なのか、 どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』の音源制作にも携わっている。
2023年 リムカーワイ監督映画「すべて、至るところにある」音楽を担当。


主な仕事
・作曲/編曲
・楽譜制作
・音源制作
・採譜

設備
・iMac
・Cubase 12
– Komplete 12 / Ozone 10 / RX 10 所有
・Dorico 4/Sibelius
・Adobe Photoshop / Illustrator / Premiere / After Effect

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『クリエイターズ・ファイル珈琲店』音楽

2018年
音楽ジャンル:ジャズ
店内BGMのアレンジも担当いたしました。


映画『完全なる飼育 étude』音楽

監督:加藤卓哉
2020/11/27 公開
音楽ジャンル:クラシック、現代音楽


映画『いつか、どこかで』音楽

監督:リム・カーワイ
2021/01/02 公開
音楽ジャンル:クラシック


ムラサキ山に転生した勇者 / A brave reborn in Mt Murasaki

個人制作。
2022/10/08 公開
音楽ジャンル:エレクトロニカ


パントマイム作品『ヒューマンE』音楽

パントマイム:前田秀
2021/01/02 公開
音楽ジャンル:エレクトロニカ、ポップ


『The King’s Maze』

Bofura Project
音楽ジャンル:ジャズ
「スーパー 野田ゲー ワールド」に収録


弦楽四重奏hades

2012/11/15 初演
芸大時代の作品
音楽ジャンル:現代音楽


レトロクラシカ「だったん人の踊り」チップチューンアレンジ

個人制作。クラシック音楽をレトロゲーム風にアレンジする試みをしていました。


『地中の骨のためのラプソディー』

コンサートのための作曲 ギターリスト佐藤紀雄氏 献呈
音楽ジャンル:現代音楽


『デジタルアートのためのソノリティ』

コンサートのための作曲 バイオリニスト伊藤万桜氏 委嘱
音楽ジャンル:現代音楽


略歴

石川潤 / NUJ.

1991年生。5歳で作曲を始める。
都立芸術高校(現:都立総合芸術高校)および東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。打ち込みは独学。
クラシックや現代音楽で委嘱初演や企画公演を行う他、CM音楽や映画音楽、ギャラリー音楽等様々な楽曲提供を行なっている。
また、楽譜とMIDIの両方の知識を生かした楽譜制作やデータ出力の仕事等も行っている。
2014年 NHK Eテレにて「schola スコラ 坂本龍一 音楽の教室」のワークショップ「20世紀の音楽」に生徒役で出演。
2017年 チェリスト山澤慧氏のリサイタル『マインドツリー2017「全曲初演」』現代音楽作品「My Precious」公募選出、初演。
2018年 ロバート秋山「クリエイターズ・ファイル珈琲店」CM楽曲及びに珈琲店BGMのジャズアレンジASAR 国際馬頭琴アンサンブルの委嘱作品「紫の追憶」初演。
2020年 加藤卓哉映画「完全なる飼育 etude」の音楽を担当。
2021年 リム・カーウェイ監督映画「いつか、どこかで」音楽を担当。マジカルラブリー野田クリスタル氏によるゲーム「スーパー野田ゲーParty」に楽曲提供
2021年度カワイサウンド財団主催:ピアノとジャンルを超えたコラボ全国コンクールにて、自作「Oriental Rhapsody」で第一位を受賞
2022年 「伊藤万桜 ヴァイオリン・リサイタル」にて「デジタルアートのためのソノリティ」を委嘱初演。サイコミより連載された輪立さく先生『リプライズ 2周目のピアニスト』にて拙作が掲載。また、世界各国で受賞している北尾和弥監督映画『私はどこから来たのか、何者なのか、 どこへ行くのか、そしてあなたは・・・』の音源制作にも携わっている。


主な仕事
・作曲/編曲
・楽譜制作
・音源制作
・採譜

設備
・iMac
・Cubase 12/Pro Tools
– Komplete 12 / Ozone 10 / RX 10 所有
・Dorico 4/Sibelius
・Adobe Photoshop / Illustrator / Premiere / After Effect