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“meta-song”



Compose & Conduct: 石川 潤
Soprano: 齊藤 舞
Flute: 岩崎 花保
Cello: 冨田 千晴
Piano: 畑 めぐみ
Percussion: 須長 竜平

Program note

この曲はソプラノとフルート、チェロ、ピアノ、そして打楽器の編成による歌である。
歌のテキストは作曲者による曲目解説である。
曲目解説はこの曲がどんな曲かを述べるものである。
この曲は物事を述べるように朗読調で歌われる。
朗読調は言葉をありのままの調子で発音する。
言葉の調子を基に音楽は構築され、
音楽は言葉が強調する時は強調し、抑圧する時は抑圧する。
歌が言葉を述べるのを終えた時音楽も終止し、
その場に余韻を残す。
余韻をなぞるように、この曲は次にそれまでのモティーフを回想する。
モティーフは発展を繰り返し
歌はやがて夢見るように歌いだす。
言葉は次第に意味を失い、
音楽だけが一つのクライマクスに向かって進行する。